本当にあった妊婦健診の怖い話

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その日の健診はタクシーで行くことになり、私は呼んだタクシーに乗り込みました。

運転手は行き先を確認してアクセルを踏みます。

乗り込んですぐ、忘れ物が無いかカバンを覗き込んでいた私は顔を上げてぎょっとしました。

車は角を曲がります。

私はおそるおそる運転手に尋ねました。

ちいママ
ちいママ

あの、ドアが開いたままのようなのですが……

タクシーのドアは半ドア状態だったのです。

さっきから小さい音が聞こえるな、と思っていたそれは車の警告音でした。

ドアの隙間からはびゅんびゅん動く外の景色が見えます。

運転手
運転手

ああ、はい

一時停止してドアが閉まると、鳴っていた警告音は止みました。

無言で再び走り始めた運転手に私は何も言えませんでした。

以上、本当にあった怖い話でした。

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